グランドピアノ、重いの?大きいの?

グランドピアノ、重いの?大きいの?

グランドピアノが本物のピアノ

グランドピアノ。日本ではアップライトピアノが主流かもしれませんが、世界的にはピアノと言えばグランドピアノのことを指します。
 
木や金属、フェルトや樹脂製のパーツから成るグランドピアノ。18世紀初頭に生まれたピアノは、19世紀の終わり頃には現在とほぼ同じ、精密な楽器に進化を遂げました。
 
3本の脚に支えられるグランドピアノのボディーは、金属でできたフレームと響板で主に構成されています。ボディー上方は開閉式の屋根になっていて、解放することで音を上方向に逃がすことが可能になっています。ボディーの下には蓋がなく、通常は解放されています。
 
3本の脚の他に「リラ」と呼ばれるペダル取り付けのための構造が付いています。
 
日本ではプロのピアニストや高校、大学の音楽科を目指す将来のピアニストのためのピアノとして捉えられているグランドピアノですが、アメリカなどでは逆にアップライトピアノを目にすることの方が珍しいようです。やはり日本では「グランド」という名前で呼ばれることが多いため、「でかい」「重い」をイメージしがちのグランドピアノ。本当のところはどうなんでしょうか?
 

グランドピアノの寸法と重さ

グランドピアノは水平方向に広がりを持つ楽器なので、どうしても大きい印象があります。でも、幅というか間口は大きい機種でも小型の機種でも、それ程の違いはありません。大きく違いがあるのは、その奥行きです。
 
多くのグランドピアノは、間口が145cm~155cmほど。高さは100cm前後になります。問題はその奥行きですが、もっとも小さい部類に入るグランドピアノで150cm前後。最大クラスのグランドピアノになると、その奥行きは250cmを超えます。
 
重さは最も軽いグランドピアノで約260kg。最も重いものになると400kgを超えます。
 
日本メーカーのピアノを参考にすると、
 
  • コンパクトグランドピアノ
サイズ:幅146cm 高さ99cm 奥行き151cm 重さ261kg
 
  • 中型機種
サイズ:幅149cm 高さ101cm 奥行き186cm 重さ320kg
 
  • 大型機種
サイズ:幅155cm 高さ102cm 奥行き227cm 重さ415kg
 
という感じになっています。
 
自宅にグランドピアノを設置すると考えた場合、なかなか有り余るスペースをお持ちの家庭は少ないと思いますので…たとえば、6畳の部屋に置くと仮定しましょう。
 
6畳の部屋はだいたい縦362cm横270cmという寸法です。上記のサイズと見比べると、置けそうな気がしませんか?中型機種までなら大きさ的に十分いけそうです。あくまでも大きさ的に言えばの話です。なぜかというと、中型のグランドピアノになると300kgを超える重量ですからね。
 
ちなみにアップライトピアノの場合、幅が150cm前後、高さが120cm~130cm、奥行きが60cm~70cm、重さが220kg~270kg程度です。1階に設置するのであれば、通常、玄関から運び入れることが可能です。
 
300kgオーバーの中型グランドピアノ。よく「床が抜けるのでは?」という心配をしている方がいらっしゃいますが、実はそれほど心配することでもありません。体重100kgの人間はざらにいます。100kg×3人で300kg。そんなにかんたんではないという方、考えてもみてください。グランドピアノには脚が3本あります。重量はこの3本に分散されますので1本あたり100kgと考えれば、それ程の重さでないように思えませんか?
 
実際、グランドピアノの重量が重いことは確かですが、家に置いてある家具の重さと比較しても良いでしょう。食器をフルに詰め込んだキャビネットは、100kgでは済まないでしょう。
 
ただ、建物の強度を考える必要はあります。地震大国の日本においては、絶対に無視することのできない要素が耐震です。特に2階にグランドピアノを置きたいと考えている場合には、まずは建物の専門家や楽器店に相談してみてはいかがでしょうか?
 
中型のグランドピアノだと、ちょっと6畳の部屋だと厳しいような気がしますが、小型のグランドピアノであれば十分行けそうです。実際、アーティスト向けのアパートなどでは、1K、6畳程度の間取りでグランドピアノ可という物件があるようです。しかし、次に心配になるのは搬入方法ですね。グランドピアノをどうやって運び込むのでしょうか?その前に運び込めるのでしょうか?

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